タイの母の日

本日　8月12日は　シリキット女王陛下のお誕生日です。また、タイの母の日になります。

春先に体調を崩されましたが、今はお元気にされています。

タイは祝日になり、各地でイベントが開催されます。

昨日、女王陛下は政府高官などが参加した式典の場で、タイの将来に関わる今の不安をいくつか述べられました。まず、水の汚染。何においても水は欠かせませんが、清潔な水を生み出す森林の保護や管理を強化が必要と訴えられました。南部のマングローブ伐採も水のみならず、生き物の生活環境が悪くなります。それが漁民の生活水準を悪化させ、それと同時に環境破壊につながる懸念をもたれていらっしゃいます。

農業においては地球温暖化、またコストがかかるトラクターを使用する代わりに昔ながらの水牛の使用を推進するとのこと。

そしてタイ中央を流れるチャオプラヤー川の汚染にも危惧されており、昔のように食べれる魚やエビが採れれるなってほしいと訴えています。上流にはいくつもの工場があり、水質汚染の改善を求められています。

女王陛下は今日で76歳になられます。今なお国の将来を心配され、特に自然に関することに関してはとても力を入れてきました。タイも日本に習い、いち早く環境問題を解決または改善の行動にでて欲しいと、自分自身も感じます。

女王陛下のお誕生日お祝いと同時に、末永く健康でいらっしゃいますことをお祈り申し上げます。