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玉子をバイトーイ(パンダナスリーフ)と一緒に混ぜて香りを移したら、

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ココナッツミルクとココナッツシュガーを入れてオーブンに入れると、

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焼きプリンの完成です。

タイ語ではカノム モーゲーンといいます。今回はタロイモを入れず(忘れていたので。。)にプレーンのまんまで作ったので正式名は「カノム モーゲーン カイ」といいます。

モーゲーンとはカレーを作るときに使う土鍋の意味です。その昔、焼き菓子を作るときに使える機材といえば土鍋しかなかったので、カレー用の土鍋を使って焼いたためこの名前がついたのでした。

味は日本人でもなじめるやさしい味なのですが、タイで食べると一風違う香りが漂います。それは赤ワケギのスライスを油で揚げたのがトッピングされているからです。容器にも揚げた油を塗っているので全体的に不思議な香りになるので日本人には好き嫌いが分かれるかもしれません。

タイ製カノムモーゲーンが冷凍されて日本でも販売されていますが、こちらにはタロイモも入っているのでおいしいです。次回作るときは忘れないようにタロイモの準備をします。
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今日は10年以上ぶりにあるタイデザートをつくりました。

タイ語で「サリム」といい、緑豆の粉で作るデザートですが、いわば生春雨です。

あまりにも久しぶりすぎて数回失敗した後何とかできるようになりました。

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まず粉を水で溶かしてから火にかけます。写真の中身が赤いのは赤のシロップを加えて赤くしてあるからです。ゆっくり火を通していくと透明になってきます。

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次に穴のあいた容器に流し入れ、ぎゅーっと押し出していくと(ちょうどところてんのような)細い線が流れ落ちていきます。下には冷たい水がはってあり、流れ出たのが直ぐに冷えるようになっています。熱いうちに流さないと冷えたら流れなくなってしまうのですばやく行います。

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水をよくきって容器に盛り付けて完成です。これに甘く煮たココナッツミルクを冷やしたのを入れて食べます。タイではクラッシュアイスを入れてもくれます。今日は2色でしたがバイトーイ(パンダナスリーフ)で緑を加えるともっとカラフルできれいになります。

緑豆の線には味がしないので食感を楽しむようなものです。細い線ですからココナッツミルクとよくからみます。タイでは定番のデザートですが、レストランでは扱っていないところも多くあります。デザート専門のお店か屋台で見つけたときに食べてみたほうがいいかもです。(びっくりするほど美味しい、というわけでもないので気合入れて食べなくていいと思います。。。)
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カオニャオ マムアン というタイデザートです。

フレッシュのマンゴーにココナッツミルクで味付けしたもち米が添えられ、一緒に食べます。

もち米の感じは日本で言うおはぎを想像すると簡単です。それがココナッツ味。

好き嫌いが分かれるココナッツもち米ですので、今のランチのデザートで出てくるのはほとんどないです。(以前数回出した経験からの判断)

写真のデザートはお客様からの事前ご予約をいただいてたものです。今日お出ししました。
今日の仕込みの中に白玉団子を作るのがありました。

ボワローイというタイのデザートで、ココナッツミルクに白玉団子が入っています。

ほとんどの場合白い団子ではなく、色がついています。

色は色素ではなくて自然の色を使います。

バンダルはボワローイ サーム スィー というのが正式名で3色の白玉団子が入ります。

色は黄色(かぼちゃ)、緑(パンダナスリーフ タイ名はバイトーイ)と白です。

本当は白ではなくタロイモを練りこむのですが、在庫がないのでそのままで作りました。とりあえず3色です。
201107141...jpg をスライド ショーで表示日本のお団子のように大きくはせず、小さな大きさに丸めていきます。手間がかかる分ある程度の量を一気に仕込むので丸めるだけでも1時間以上はかかります。また素材を煮て漉したりすりつぶしたりして団子をそれぞれ練っていきますので合計で2時間以上は確実です。

しかし営業しながらの仕込みはそれだけに没頭ができないので終わるまで更に時間がかかります。

このように手作業で作り上げていく料理がたくさんあり、既製品が少ないだけに仕込みはとても重要です。簡単に白色だけにすれば良い(コスト面や効率の面にしても)としてもいいでしょう。でもそうすればタイに行かずとも楽しめるタイ料理から外れるように思います。全ての料理を現地とまったく同じに出すことはとても難しいとしても、外れてはいけないラインはあると信じています。
トムヤムクンはお店や家庭によって違いがあるので、とても面白いです。ちょうど日本のお味噌汁のようなもの。

使う味噌やエビでも味が変わったりするので好みは色々出てくると思います。

バンダルのトムヤムクンには頭が付いているブラックタイガーを使用します。
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エビはタイ産ではなくインド産。インド洋のきれいな海水で育ったエビブランドを指定して使っています。

頭の無いエビでもいいのですが、トムヤムを食べる時に頭のミソも一緒に食べると美味しいですよね。なので自分がバンダルに入ってからは一括して有頭エビを使ってきました。

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タイで頼むと川エビ、手長エビで作ってくれるところも多いです。頭が大きい分ミソがスープに美味しさをプラスしてくれます。

日本でこの手長エビ(大手長エビの名でで流通)を使っているレストランもあるでしょうが、値段がはるので少数でしょうね。バンダルでも使っていた時期がありますが、今は通常ではお出ししていません。

このブラックタイガーでもちゃんとミソがありますので、きっちりお楽しみいただけたらと思います。
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