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今日は業者さんの展示会の日。福岡マリンメッセが会場。
春は展示会が多く集中します。先週の東京で行われたFoodex Japan には行けませんでしたし、先に開催された他の業者さんの展示会にも行けず、今日は少し強引にランチタイムを抜けて行ってきました。
タイ料理の食材を扱う業者さんはありませんが、バンダルでも使える食材も数多く展示されるので使えそうなものが無いか物色してまわります。
もちろん展示品は試食が出来るものが多いのが食品関係の展示会の楽しいところです。
メニューにすぐ反映しないこともありますが、こういう展示会を通して得た情報などはちょっとした時に役に立ったりします。
今回は久しぶりにじっくりまわってきました。
ここでは福岡に乗り入れている外国の航空会社の機内食を一手に引き受けています。
もちろんタイ国際航空も。
マスクや帽子などを着込んで施設内へ。厨房を一通り見せてもらいとても多くの人の手によって一つ一つ作り出される機内食などを見てまわりました。機械でするのもいいのでしょうが、各国航空会社のメニューを作るにあたって一括していないところも多いので手作業がまだまだ多いのだそうです。
ソウルに向う便のサンドイッチも一つ一つ手で切った野菜をこれまた一つ一つ重ね、切って、パッキングしてセットされていきました。
ちょうど洗い場では朝到着したタイ国際航空の機内食のお皿やコップなどが洗浄されていました。お皿もフォークも一つ一つ数を数え、それを税関にも申告しないといけない業務も含まれているそうです。というのも機内で使われる食器などの備品は非課税扱いなので施設の外に出ることは絶対禁止されています。
そんな食器類も一つ一つ手作業でパッキングされ、次のフライトに向けて準備されていました。
施設内の見学の後は現在提供されているタイ国際航空の機内食をいただきました。
しかもビジネスクラスのが用意されていましたが、正直、タイ国際航空のビジネスクラスに乗った事がないので半分嬉しかったりして。
前菜は和食。メインはタイ料理。今は「チキンのパネンカレー」なのだそう。パネンカレーはレッドカレーの汁が少ないカレー。味はしっかりタイの味でした。ご飯もジャスミンライスを使っていました。
数年前までエコノミークラスでもタイカレーがチョイスできたのですが、最近は見ないです。航空会社が決めることなので分かりませんが、乗客からして機内食からタイ料理ってあり、なしと意見は別れそう。
各国の航空会社の食事を作るのはとても大変な話。本場の味を求められても乗客の方は様々。その辺の線引きがとても難しいと思いました。
機内でも美味しいタイ料理が福岡からの便でも楽しめると喜ばれるよう、これからも意見を求められたらしっかりと答えていこうと思います。
日本航空が鶴マークを復活させると発表していました。
自分にとってはJALは鶴マーク。
自分はタイ育ちなので小さいころは外国から日本を見てきました。とてもあこがれて、それもあって日本に住むことになりました。その日本を代表する航空会社はどこか他とは違うオーラを感じました。
福岡に移り住んでからあまり利用する機会がなくなりました(タイに帰るときはタイ国際航空なので。。。)でも再起を誓い思いを籠めた新しい鶴マークで頑張って盛り上げてもらいたいです。(でも自分はANA派なんですよね)
バンダルのランチには「日替わりランチセット」があります。
内訳は、日替わりのおかず、ライス、サラダ、スープ、デザートがついて800円。同じ日替わりのおかずにサラダ、デザートがついていない「日替わりランチプレート」もあります。
日替わりと言うだけに毎日おかずを替えています。その日の気分や在庫している食材事情など選ぶ基準はそれぞれ。たまに指定された日にリクエストに応えておかずを用意したりもします。
もちろん辛い料理、辛くない料理など様々ですが、出来るだけ同じ曜日に同じような料理が続かないように心がけています。
また、ディナーのメニューにはない料理も多く登場するのも日替わりならでは。無論タイの人だったら喜びそうな料理でも、日本の人にはすこしきつかったり、料理名の和訳があまり美味しそうに思えなかったりとそれはそれは大変な思いや残念な思いをする時もあります。
例えば「豚肉の南タイ風辛味炒め」は通常のレッドカレーペーストにターメリック(うこん)を足して、さらに唐辛子とコショウを少し足した辛い南タイ料理があるのですが、正直名前だけでは想像はつかないと思います。
それでもご注文してくださる方にとってはわくわくドキドキでしょうから期待を裏切らないように、また美味しく召し上がってもらえるようにしないといけません。難しいです。
去年、無理を言ってタイに2週間帰り、北はチェンマイ、南はナコンシータマラートでそれぞれの代表的な地方料理を食べてきました。もちろん全て精通するまでとかまではいっていませんが、その時味わったもの、見たもの感じたものをランチメニューに組み込んでメニューのレパートリーを増やしたいなと思っていました。ただ実際にやってみるとランチからハードルが高く、また想像もつかない料理が出てくるより無難なほうが良い場合も多くあるのに再認識しました。
かといって無難なものばかりやっていてもしかたありませんから、機会を見てちょいちょいだしていきます。そんな日に当たった方はもしかしてもしかしてラッキーかも、しれませんかも。
しかし