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日曜日に行われた総選挙で、タクシン派が政権を取り戻す結果となりました。

また今回出馬したタクシン氏の妹、インラク氏が当選を果たしタイ初の女首相誕生になりそうです。

政治経験がほとんど無い人だったと思いますが、それでも首相になれるっていのは、やはり影の存在ありきでしょうね。

ともあれ、天下分け目の選挙で下された結果は軍も一応受け入れるそうです。軍はどちらかと言うと前政権を後押ししていたのですが、どのような結果になって良いように水面下でアレコレ交渉していたのではないかと言われていました。

株価も上昇してとりあえず今のところ平穏にことが進んでいるように見えますが、インラク氏がどのような手腕で政権を運営するのかが未知数(いかんせん政治の世界にあまりいなかった人だけに)ですので様子見もあるのでしょう。株価を上げた要因は、タクシン氏関係の企業の株が値上がりしたためでもあります。

国と国民のための強い政府になってもらいたいものです。
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世界遺産条約から脱退を表明したタイ。

隣国カンボジアともめている遺跡についてタイの主張を無視されたと言うことでこうも簡単に決めてしまってもいいのでしょうか?

タイにも世界遺産がありますが、これからどうするのか、まったくもって国民と世界に恥をかくような決定をしたように思えて仕方ありません。

現政権は軍とお金持ちに支えられているもの。故に国境問題には妥協しないという保守派が多いのでしょっちゅう国境で小競り合いをしています。

いささか総選挙前にこの決定は大きな汚点になる事は必至でしょう。強い国を強調したいのであれば、軍備より他にしないといけないことが山ほどあるはずですけど。

ちょっと納得いかないですね。
あるニュースを読んでいてびっくりしたのは、タイにも空母があったことです。

日本は。。。しばらくは保有しないと思いますが、中国ですらまだ保有(準備中ですけど)していないのに、と思いました。世界には空母保有国が9カ国でしたのですごいと思う傍ら、タイ海軍が本当に持っているのか気になり調べてみました。

そしたらしっかりありました。スペインで建造された空母、でしたが、あのアメリカとかが持っている大きなのではなく軽空母と呼ばれる少し小さなものでした。

戦闘機6機、ヘリコプター6機搭載(たしかどれも中古)

この空母は戦闘、というより近海の見回りと大規模災害の際の中核艦としての存在なのだそうです。(スマトラ沖地震にも活動)

空母の維持はとてもお金がかかるので、タイ海軍にそれだけの余力があるとしたらどこからお金が来るのだろうと誰もが思います。とはいえ海に囲まれた国としての役割はそれなりにありますから、それはそれでいいのでしょうが、軍にはあまり逆らえないタイならではのこととしておきましょう。

ちなみにアジアにはインドが近く3隻、中国ももうすぐ保有国になりますね。
ほぼ個人趣味の世界。

タイ国際航空に新しい飛行機が到着して、高僧から安全運行祈願をうけました。

TG.jpg





仏教国らしい行事。

飛行機に限らず、お店、会社、車など新しく始めたり新しいものが入ると色々祈願や厄除けなどお坊様に祈ってもらいます。

機内にもがお坊様がお経を唱えながら聖水をまきます。

ちなみに写真の機体は「シーアユタヤー号」と命名されていて、この福岡にも飛んでくるそうです。新品ピッカピカでたくさんの人を福岡とバンコクを安全につないでくれることでしょう。

タイは総距離4041kmの鉄道路線があり、全て国鉄(SRT)が運行しています。

国の事業なだけに未だに赤字運営。近年あらゆるところに民間委託を実施して経費を浮かせるようにしたようですが、それでもまだまだです。

実際、ホアランポーン中央駅にはこれまで民間の店は入れませんでしたが、KFCやコーヒーショップ、インターネットショップなどがオープンしています。また食堂車も民間のケータリング会社に委託しています。

バンコクは慢性の渋滞解消に向けて高架電車(BTS)や地下鉄(MRT)と空港から都内を30分足らずで結ぶエアポートリンク(SRT運営)があり、また網の目のように張り巡らされた都バス(バンコク大量輸送公社)が便利なため、バンコク近郊からの通勤、通学は別として長距離輸送としての機能ぐらいしか発揮できていません。

しかし料金が安かったり、長距離バスとは違う快適さの寝台車などで一部路線では乗車率はかなり高いみたいです。

実際去年、南部ナコンシータマラートの往復で席の空き状況を調べたところほとんど埋まっていました。

それでも長距離は飛行機や長距離バスより遅く目的地に到着する上に、時間通りに到着しないのがほとんど。また脱線事故もあったりと信用性を疑ってしまう場面もあります。

慢性赤字で設備や車両の老朽化も問題になっています。ただそれ以上に人件費がとてもかかっているように思えます。少しずつコンピューターなどの導入が進んでいるようですが、色々なところで手作業がまだ多いみたいです。

例えばバンコク発 北はチェンマイ行きの長距離列車に乗務する係官も5人以上になります。運転室には運転手の他に技師も乗り込み2人1組のペアで目的地に向います。客車には総責任者、客室係、切符検閲官、貨物係、鉄道警察などが乗り込みます。いろいろお世話をしてくれるのですが、もう少し効率よく出来ないのかなと思うものも多いでしょう。

ま、それがタイらしいところの面白さであり、タイに帰ったときに「タイにいるんだ」と実感できる瞬間でもあります。日本からもたくさん車両を無償でもらったりして(既に脱線事故起こして壊していますが)いるのがかわいらしい国鉄は今も大好きです。前回は列車の旅は叶いませんでしたが、いつかまた列車に揺られて旅が出来たら良いなと思いました。

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