今日の蒸しパン担当は

今日初の蒸しパン作りに挑戦するのは

今度歯科医になーる石井先生です。ＯＲ　Ｄｒ．ＩＳＨＩ　とでも呼ばないといけないかな。

ま、そんなＤＲ．初めて作るため厨房へ。分量を口頭で述べていくのでてきぱきとまではいかないスピードで材料の分量を量る。








蒸しパンはご来店のお客様へのお土産。ジャスミンの香りのする蒸しパンはもちろんご覧の通りてづくりです。






実はこの蒸しパンの作り方は香港点心の「マーラーカオ｣。以前点心を習っていたときのを使っています。

タイにも蒸しパンがあり、「カノム　サーリー」と呼びます。材料は似ていますが、香港点心と違い使う卵はアヒルが多いです。また色もいろいろつけたりします。また香港点心では油をいれますが、タイのは入れないためずっしり感のある仕上がりになります。









しっかり練ったら濾しながらバットに流し込みます。








へらで濾してあげて完成です。寝かせてから蒸しあげます。










忙しかったランチと通しでディナーも勤務。お疲れ様ね。その笑顔で僕はいやされますよ。はいはい。

練習あるのみ 2

パッタイに挑戦した園原さん






エシャロットの良い香りと海老と卵を炒めて麺を投入。たれを入れるタイミングをはかります。







たれを入れてからめ、微調整の調味料を足して野菜類を投入。







大切な味見。
この時点で味見する味と、お客様の所にまで運ばれ召し上がっていただくまでの時間でも味は変わってきます。その辺は自分で作って、間を置いて自分で食べてみないと分からないです。






「こんなもんかな～？」








「えい！仕上がり～」









出来上がりです！










厨房の隅で座って食べるのは料理人にとっては当たり前の食べ方。日誌には「まだまだ」的な味だったそうですが、まだまだスタート地点。何が大切かというと食べる人を思いながら作る事。厨房からは見えないお客様の表情やコメント。だからなお更気合が必要です。ちょうど好きな人に初めて料理を作るときの緊張感　みたいな。

でも、もうひとつ大切なことは、自分で作ってみる行動、学ぼうとする姿勢と実行力。これがないと何の職業もそうですが成長しないでしょう。言われた事だけを消化しようとするのは、職人には向いていないでしょう。探究心、追求心、大切です。口だけに留まらず、一歩を踏み出した園原さんのパッタイはとても意味のある一品でした。

練習あるのみ

営業終了後、キッチンスタッフの園原さんからの申し出でパッタイの練習をしました。






この何日か、何度か僕が作るのをガン見して、今日は自分で決行。

料理人としてもとても大切な姿勢。

はじめから何でもうまくできることはないので恐れることはありません。逆に最初っからうまくいくと何も学びません。







では、園原さんはうまくいったかな？詳細はまた明日。

お別れ会

昨日、月曜日は店休日でした。

さて、２年以上もバンダルで働いてくれたころちゃんがいよいよ今月末で退職となります。新たな人生を踏み出す為、バンダルを去ることとなりました。

万年人手不足で大変な思いもさせ、長時間働かせ、たくさん迷惑をかけてしまいました。つくづく、特にここ最近は責任者としての能力不足を痛感します。

彼がいたおかげでと言う場面ばかりが頭の中によぎりながら、ささやかなお別れ会をしました。

会場はバンダルで行い、料理も作りました。事前にいくつかのリクエストを聞いておき、プラス何品かを足して、全部で９品とご飯、飲み放題にしました。もちろん会費を集めて売り上げに計上です。

料理の準備は厨房スタッフの









園原さんは
いさきの準備におおはしゃぎ。このあと仕込んだ大手長エビの目をぎらぎらさせながらさばいていました。一緒にタイに行けたら生きているのをいっぱい触らせてあげようと心に誓いました。

もう一人の厨房スタッフの









鯉田さんは大手長エビのソテー中。一種のパーティーみたいなのになるだけにテンションが高くてとても楽しみにしていました。今回の幹事でもあるのですが、バンダルを会場に選んだのも本人のアイデア。せっかくだしということで本人もやるき満々でした。

この２人のおかげで１時間半ほどで準備完了。テーブルセッティングも終わらせて１時間ほど休憩。

１８時ちょい前ぐらいから調理開始。予定の１８時半には全ての料理が完成しました。






テーブルに料理を並べてまずは記念写真。

飲み物も準備完了で








皆で記念写真。


ころちゃんには本当にお世話になりました。ここにいるスタッフ全員と共に過ごした日々に、彼の存在のありがたさが来月から分かってくると思います。

至らないところの多い自分だけにたくさん我慢してくれていたことでしょう。感謝という言葉だけでは到底足りないほどです。これから踏み出す人生もけっして平坦ではないでしょうが、彼ならきっと乗り越えていくことと確信しています。

タイトルはお別れ会ではありますが、彼の新たな一歩をお祝いする意味でもある会でした。健康と幸せを祈っています。

おすすめのカレー屋

台風の影響で雨が朝からザーザーの福岡ですが、雨男でもある元バンダルスタッフのお店にランチに行ってきました。

Ｎ氏夫妻のお店。念願のカレーのお店を地元でオープン。今日、やっと顔出すことができました。

もらってたはがきはほとんど地元の人しか分からないような地図でしたが、それをも持っていくのを忘れてバスに揺られて40分過ぎ。途中迷子になって店主に迎えに来てもらう始末。けどなんとかお店に。










ころちゃん「あった、あった、ここだ。」










白を基調とした店内に木の温もりが感じる店内。観葉植物があちこちにディスプレイされてとても癒されるます。

今日はころちゃん、くらちゃんと3人でランチ。お勧めのスリランカカリーをセットで注文。バンダルに入るまーえにスリランカカレー専門店で修行。とても楽しみでした。

まず、









生春巻き。巻きたての美味しさ。中央に飾られたベジタブルカービングがなお一層美味しそうに見えました。










次に豆腐の和風サラダ。新鮮野菜とゴマ風味のドレッシングはカレーを食べ始める胃の準備を整わせるかのようなさっぱりした味。









そしてメインのカレーの登場。一口目から「美味い！」の文字が頭で一気にいっぱいになる。止まらなくなる美味しさ。近所に住んでいる人がほんとに羨ましくなるぐらいです。聞けば常連さんも多くなったそう。この分だと他のカレーも思いの詰まった美味しさになっていることでしょう。量もちょうどよかったですし、大盛りできますからね。もちろん辛さの調整もしてくれます。

他にもタイカレーやナシゴレンなどもあります。








セットにはデザートコーヒーもついています。今日はココナッツアイスにワッフルがついて、入れたてのコーヒーでした。今日は肌寒かったのでホットにしました。辛いカレーを食べた後の平和的な甘さでランチを食べた満足感に浸れました。


バンダル在職中はとても苦労をしたＮ氏。夫婦で仲良くやっているほのぼのとしたお店。子連れのお客様も多い幅広い客層に確実に支持されているみたいです。











本当にごちそうさまでした。あまりに満足したランチができてしまったせいで、いまだに仕事に手がつかなくなってしまいました。元気にがんばってくださいね。

前のブログにも書きましたがバンダルで一緒に働いてくれた皆がそれぞれの人生で歩んでいる姿はとても刺激的になり、かつ今の自分を奮い立たせます。Ｎ氏には苦労させてしまいましたが、こうして独立して頑張っている姿が見れてとてもよかったです。









さて場所ですが、福岡市西区野方1-22-24です。西鉄バス野方バス発着所の近くです。バンダルのＨＰのブログを見たと言うともれなくカレーのご飯がおかわり自由


にはなりません。