練習あるのみ 2

パッタイに挑戦した園原さん






エシャロットの良い香りと海老と卵を炒めて麺を投入。たれを入れるタイミングをはかります。







たれを入れてからめ、微調整の調味料を足して野菜類を投入。







大切な味見。
この時点で味見する味と、お客様の所にまで運ばれ召し上がっていただくまでの時間でも味は変わってきます。その辺は自分で作って、間を置いて自分で食べてみないと分からないです。






「こんなもんかな～？」








「えい！仕上がり～」









出来上がりです！










厨房の隅で座って食べるのは料理人にとっては当たり前の食べ方。日誌には「まだまだ」的な味だったそうですが、まだまだスタート地点。何が大切かというと食べる人を思いながら作る事。厨房からは見えないお客様の表情やコメント。だからなお更気合が必要です。ちょうど好きな人に初めて料理を作るときの緊張感　みたいな。

でも、もうひとつ大切なことは、自分で作ってみる行動、学ぼうとする姿勢と実行力。これがないと何の職業もそうですが成長しないでしょう。言われた事だけを消化しようとするのは、職人には向いていないでしょう。探究心、追求心、大切です。口だけに留まらず、一歩を踏み出した園原さんのパッタイはとても意味のある一品でした。