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朝、寒い!一気に気温が下がりましたね。冬到来です。
京都で栽培している空心菜も伸びが遅くなったと、出荷日数が減ると冬だなーと実感しましたが、今朝は尚一層体感しています。
さて、さて、バンダルは1人のタイ人留学生を除いて、自分も含め日本人スタッフが対応しております。東京では当たり前のようにタイ料理店のコックさんはタイ人でホールスタッフも半数以上がタイ人という環境ではありせん。
確かにタイ人スタッフがいるとタイに来たみたいな雰囲気に浸れるという利点はあります。言葉が通じているのかどうかのスリルも各国料理店の醍醐味でもあり売りでもあります。
福岡という場所柄、そういう店作りには少し厳しい面(タイ人人口の少なさから)があります。でもそれはそれで各店舗店内の内装や調度品にBGM、制服などでタイの雰囲気を十分に味わえるよう配慮されています。
ただお客様からの問いに少し悩むのが「タイ人がコックなのか?」とか「タイ人スタッフがいるのか?」というご質問です。特にまだいらしたことのない方からのお問い合わせに多くあり、やはりタイを存分に福岡でも味わえ、雰囲気に浸りたい思いからくるのだと推測されます。
逆に「タイ人コックだから ~ だ。」とか、「タイ人のコックさんなら ~ だ。」と一方的に「タイ人でないと」とされるとこちらも少し困る場合もあります。タイ人じゃないといけないのでしょうか?
確かにタイで和食のお店に行くとき、日本人の板前さんやしっかりした料理長をある種お店を選ぶ基準のひとつになっているかもと思います。あとは口コミで美味しいとか雰囲気が合っているとかになるでしょうが、やはりここでも働いている人の国籍を見てしまいます。
当たり前でしょうね。でも、その美味しくて日本人が納得する和食の厨房には料理長を含めタイ人しかいなかったら驚きですよね。
それに日本国内でも、高く評価されている洋食だって日本人シェフの活躍です。尊敬する三國シェフは海外のホテルでフェアーも開催されるほどの実力を持った方。フレンチの真髄にご本人の感性や知識、経験がオリジナルでお皿に表されてとても有名です。でも日本人です。
国籍だけでお店選びはされてはいないと思いますが、せっかくタイ料理を食べたいから本場の味を求めるのは当然です。なればこそ、タイ人コックがいないレストランでも、タイ人や在タイ暦のある方々から納得していただけるレストランであることが大切です。ご安心していただけるように努力しています。
スタッフ全員日本語で会話はしていますが、料理名はもちろんタイ語でやりとりします。タイ料理の美味しさに対して感動してくださる方ももちろん、バンダルのタイ料理とバンダル自体を気に入っていただき納得していただける様にスタッフ全員で頑張っています。
なので、「タイの味を安心して食べられるのがバンダル。」「バンダルで美味しい料理を食べる。」にスタッフの国籍は不要ですね。そんなお店にしたいです。
バンダルの料理が好きで頑張ってくれている全スタッフに感謝しています。