bandar
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タイの通貨は バーツ(Bhat)。通貨記号はBに斜めかまっすぐの棒が入ります。
写真は500バーツ紙幣。
紙幣、硬貨とも表は現国王の肖像画です。
バーツもともとは金を量るタイ独特の単位だったそうです。その名残は今でも残っており、タイで金を売買する際に使う単位もバーツで取引します。金を売るお店(金行)の店先にはその日のレートがバーツあたり〇〇〇〇バーツと書かれています。
文字は違いますがお坊さんが托鉢で使う鉢もバーツと呼びます。
硬貨は1バーツの下に.5バーツ、.25バーツというのもあります。これは通常サタンと呼び、.5バーツは50サタン、.25バーツは25サタン(または1サルン)と呼びます。すこしややこしいですね。
日本と違い金額には1.5バーツ、17.75バーツなど小数点付きで表示されています。なので買い物の際には1バーツ以下の硬貨も必要になったりします。
ちなみにバーツの発音は、ツの部分はあまり強く発しないでむしろ口の中で止める形でツを発音しないのが本当の発音です。カタカナで書くとバーッになりますが、これはあまり良い発音にはならないのでローマ字表記で発音するのがいいと思います。
紙幣や硬貨もタイ国内で使用する際に気をつけることは肖像画に落書きまたはホッチキスで止めたり、足で扱ったりすると王室侮辱罪に適用される可能性があります。コインを落としても足で踏んで止めたりすると不愉快に思う人がいることもあります。外国人なので多目に見てくれるとは思いますが、王室を重んじる国、タイ王国に入国したのならば、日本では普段考えないようなことでも気をつけたほうが良いですね。王室侮辱罪は故意に行ったりすると外国人(旅行者であろうとも)でも容赦なく適用されあっという間に刑務所送りです。
タイの通貨はカンボジアやラオスでも使えるところがあったりします。自国の通貨がまだ弱い、あるいは信頼が低いのでタイバーツで買い物が出来たりもするそうです。(特に国境付近など)
通貨危機を味わったこともあるタイ バーツですが、政権が変わりインラック政権がどのような国づくりを実行していくか、タイバーツの価値の動向もそれで決まります。がんばれー、バーツ。
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