タイに一時帰国して 4

タイ政府はなかなかデモ隊の強制排除に乗り出さない警察のトップ、タイ警察長官を突然解任させてしまうなど、政権内の混乱振りが改めて浮き彫りになる形になりました。民裁も両空港占拠の即時明け渡しを命令しており、なおかつ同場所が非常事態宣言区域のため近々警察による強制排除が行われるという憶測が流れています。

今回の強制排除には陸軍だけは参加せず、海軍、空軍が警察および国民の援護に当たるそうです。デモに子供連れで参加している人も多く、ユニセフも子供たちの安全確保を要請しているとの事です。

足止めされている観光客はパタヤにあるウタパオ海軍基地空港から民間機着陸の許可を与え、随時出国しています。タイ国際航空、日本航空、全日空、大韓航空、アシアナ航空、シンガポール航空なども臨時便乗り入れを正式発表しています。日本航空は成田、関空を29日、30日、全日空が29日成田往復臨時便を出します。なお、プーケットやチェンマイ国際空港からの出国も相次いでいます。詳しくは各航空会社にお問い合わせください。

さて、そのパタヤに遊びに行っていたわけですが、パタヤ滞在は3日目が最終日になります。この日は特に予定を入れておらず、少し朝早めに起きてころちゃんと市民の台所、市場に散策に行って来ました。近くには小学校、お寺もあるので朝から活気がありました。








生鮮野菜、鮮魚、肉（カエルなども含む）、日用品、調味料全般にいたるまでありとあらゆる物が売られています。バンコクにもあちこちにあったこのような市場はだんだん少なくなってきて、大型ショッピングモールやスーパーなどで買い物も多くなってきています。でも10年以上も前に来た頃とあまり変わらない賑わい、品ぞろいに嬉しかったです。

この後お寺で参拝をして朝食をしにホテルに戻りました。








ホテルの朝食はビュッフェ式で一部が日替わりでした。豪華絢爛の品揃えではありませんが自分には十分なぐらいの品数でした。ちょっと古い感じもするホテルは朝食付き、ビーチ前、市内繁華街近くという立地条件で安かったので宿泊施設にえらくこだわりが無い人にはいいんではないでしょうか　ね。

朝食後に荷物整理してからチェックアウト。パタヤバスターミナルからバンコクに帰ってきました。お昼ごろに到着だったのでこれといった渋滞もなくスムーズに帰って来れました。

この日の晩から皆はカオサン通り近くの宿に宿泊。タクシーで向かい宿にチェックイン。皆の宿を確認してから自分は家に帰りました。この晩は家族と食事をするので別行動。カオサン辺りは何でもあるし、ころちゃんも行き慣れているから安心でした。ちなみカオサン通りには安いゲストハウスなどの宿泊施設が多く、レストラン、バーお土産屋、旅行会社、銀行、屋台がそろっているので世界各地からバックパッカーや旅行客であふれています。のんびりと急がずゆっくりと旅を楽しんでいる人たちを見るとちょっぴり羨ましく思いました。僕もいつかこんな風にタイ各地の郷土料理の勉強をしながら回りたいし、外国にも行って見たいと思います。

皆とはしばしのお別れして帰宅。夜は家族で食事に出かけました。飲食で働き始めの頃は帰タイするたびにあちこち友達と食べに出かけていたりして家族であまり食事しませんでした。後々申し訳なくなり家で夕飯を食べるようになると、逆にせっかくタイに帰ってきて食べに行きたいだろうしと気遣ってくれて皆で食事に出かけるようになりました。今回は最近オープンして既に話題のレストランで食事。長年家族を支えてくれている運転手さんとも一緒の夕飯は本当に和みました。








この晩はゆっくりと家でくつろいでました。いまごろ皆はどこで何を食べてるのかな~と思いながら、いつの間にか寝ていました。あっという間に滞在日も半分が過ぎた夜でした。