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麻生政権が誕生しました。総選挙をにらんだ組閣人事発表もつかの間、新首相はNYの首脳会議へ。就任早々大忙しのご様子。福岡県から首相誕生ではありますが、どうなるか、楽しみです。
さて、日本も政治のごたごたが少し収まりましたが、タイも先週から新しくソムチャーイ政権が発足しました。首相官邸はいまだに占拠されているため、タイの旧玄関、ドンムアン空港のVIPラウンジに官邸機能を移しています。
非常事態宣言はすでに解除されています。長期ストだった国鉄もほぼ全線運行再開しています。普段の観光はもちろんできますが、引き続き集会近くへの立ち入りは避けて欲しいです。
あと、現在バンコク都知事選挙中です。前都知事が最有力の模様。
政治の世界もいろいろ動きがありますが、観光者にもお楽しみいただけるイベントも。バンコク映画祭が開催されています。この映画祭には色々言われている事もありますが、2003年からタイ国政府観光庁が主催して新しいタイのイベントとして海外からの観光客を呼び込ませるだけではなく、海外の映画撮影の誘致やタイの映画産業の活性化もあるので大きなイベントにもなってきているみたいです。
そー言えば、今年のインド映画アワードは通年ムンバイで行われていたのをバンコクで開催されましたね。自国の映画の祭典を海外でするだけのパワーを見せつけるのもあるのかもしれませんが、海外で開催して他国の関心を集めて、映画の輸出先を増やす目的もあるそう。
近年のタイ映画は90年代の低迷期から脱してさまざまな映画が若い監督の感性を元に作られるようになりました。そんでもって日本が舞台のタイミュージカルが大好評ということで、演劇のレベルも上がったという評価がありました。
好評のため10月後半も追加公演があるそうです。ミュージカルのタイトルは「絵の裏(カンランパープ)」。戦前の日本に留学していた主人公と政略結婚した政府高官の夫と共に訪日中の年上の女性の淡い恋物語。タイの民主主義揺籃期が舞台(1930年代~1940年代あたり)で、現在の政権混乱にも少しマッチしているとこもあるそうです。日本語、英語の訳もある公演あるそうなので、普通の観光の中もいいですが異国のミュージカルもタイに浸れるいい機会だと思います。いかがでしょ?