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前回のお菓子の名前思い出しました。
カノム ラー(ラー菓子)
サクッとしていてほんのり甘いお菓子です。
さて、お寺をお参りしてから向ったのはスチャート影絵博物館。博物館と言っても自宅の一部を開放しているので、ご自宅に伺う感じでした。
影絵はマレーシアも有名で、タイは南部、特にこのナコンシータマラート県が有名で、県内外や外国からも見に来られるそうです。
夜のみ上演されるものなので昼間は見ることができませんが、ミニシアターが完備されているので夜見ることができます。
このスチャート氏は現国王陛下の前でも披露された方で、国王は伝統芸能と技術を継承し続けることにとても喜んでおられたとのこと。また海外でも(日本も)上演したりされたそうです。
ご本人にはお会いできませんでしたが、工房で影絵に使う人形を作るプロセスを見せてもらいました。
牛、水牛の皮から作るのですが、作る人形の特徴に合わせて薄め、中ぐらい、厚めの厚さに皮を使い分けます。まず紙に人形の型をかいてくり抜き、ペンキスプレーで吹き付けて下地をつくります。それをノミで切り取っていきます。
ひとつずつ切り取っていく作業をつづけます。細かい人形を作るときは何週間もかかります。地道な作業の末にできるのが、
こんな大作になっちゃいます。
それで、ここの凄いところは牛の毛も残したままの皮もつくるので非常に手間のかかるプロセスも経ている作品もあるとのことでした。写真左の作品は毛つきの作品で、近くから見ると毛が見えます。
分かりますかね?何でも、この毛が独特の影絵を映し出すそうで、スチャート氏独特の表現方法なのだそうです。
足や手の関節をひもや棒で操るのですが、一人でランプを動かしたり、人形を動かしたりして物語を進めていくんですよ。一度見てみたいものです。
お土産に1枚買って帰ってきました。まだお店に飾っていないのですが、今度額縁を探して店内に飾ろうと思っています。
それでは、今日はここまで。