エアポートリンク

3年以上も遅れて開業する国鉄（ＳＲＴ）が運営するエアポートリンクがやっと無料乗車試運転を行っています。

バンコクの玄関、スワンナプーム国際空港と都心部まで結ぶ高速電車、エアポートリンクはタクシー、バス以外の新しい公共交通機関としての役割を果たします。

都内の終点駅、パヤータイ駅まで約20分ほどで結ばれます。このパヤータイ駅は高架電車（ＢＴＳ）駅もあるので乗換えが出来るはずです（システムは不明）

今はまだ限定試運転で、7：00～10：00,16：00～19：00の時間帯のみの運行（無料）で空港とパヤータイ駅間のみ停まります。徐々に沿線の駅を開業させ、8月には全駅開業の本格運転が開始されるとのことです。

各駅は15～45バーツ、特急は150バーツとのことです。（日本円では約42円～126円、特急420円ほど）

二転三転した開業劇もようやく目処がつきましたが、バンコクの人から言わせると、役人の利権と金の取り合いでしかないと相手にしていなかったのを覚えています。実際空港利用者以外と沿線の住人以外は利用しないでしょうから、どうなろうといつかは開業するんだろうと思う程度でした。

国鉄では初めての電気の電車。今の国鉄にはディーゼル車で、ほとんどが老朽化。日本のＪＲで使われていたお古の車両を無償でもらってやっているほど。エアポートリンクはＢＴＳ同様ドイツ製です。

しばらくはタイ帰りの人からこの話題が聞けそうです。