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すみません。ソムタムの作り方を写真解説付きでと思っていまして、在庫がほとんどない状態な時に限って事件は起こります。

毎週木曜日に東京の輸入業者さんから荷物が届きます。月曜の夜にタイからの食材が成田検疫所や税関を通って入荷。火曜日に出荷され九州 福岡には木曜日に到着します。とぉーい所からはるばると。

ところが、いつものように元気なKネコ便のあんちゃんがかついで配達してくれたまでは良かったが、伝票を見ると他店のが。それも県外。納品伝票の中身からすると明らかに箱の中身も違うのが分かるものだった。

いそいで東京に電話。その荷物を着払いで送り返しました。

そう、本当は青パパイヤが届くはずだったのです。

昼間はとても出来ないですが、夜中中に料理本みたく連続で工程を写真にと思っていただけに残念でした。

そんな良いわけをこの何日もしてきましたが、今日も荷物が届くはずもなく、どうにもなりません。

今しばらくおまちください。

だれもまっていなかったりして
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仕込みに入る前に完成。

今日はお客様の御誕生日。

ささやかなプレゼント。

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すみません。思いのほか仕事が立て込んでおり、ソムタムの作り方は明日に延期します。すみません。
青パパイヤサラダの一般的な作り方は

明日載せます。

で、仲間達。

青パパイヤサラダ(以下ソムタム)屋台で一緒に売っているもので

ガイヤーン(グリルチキン)、内臓(肝、砂肝)を焼いたもの、ナマズの姿焼、もち米

これらを一緒に食べるのもよし、ダイエットなのでソムタムと野菜だけを食べるのもよし、人それぞれ。お昼時になると人集りができます。

ばりばり東北タイランチを屋台から買って来る場合、ソムタムの屋台以外の屋台にも回れば代表的なのは簡単に集まります。しかも油や肉を使わないのを選んでくればヘルシー。

でもどれをとっても辛いです。

やはり本場に行けば本場の辛さで、と挑戦心が強い人は常に汗と「シーハー、シーハー」しながら食べないといけません。

もちろん屋台だけでなく、東北タイ料理のレストランもあります。場所によっては少し外国人を意識して味をマイルドにする所もあるようですが、それを望んでいないのであればきちんとスタッフに伝えた方が良いでしょう。

前回もソムタムには何種類かあると言いましたが、中央スタイルでなく東北スタイルには砂糖を入れないので辛さがストレートにくるのと、沢蟹や魚の発酵させたもの(ナムプラーではなく、プラーラー)を入れる場合は胃腸に自信がある人の方が良いと思います。衛生面と発酵物に対する体の反応は様々です。タイ人でもお腹壊す人がいます。あしからず。

とにかく、ソムタム単体で楽しむのももちろん問題ないですが、もし機会があればガイヤーンやもち米と一緒に食べてみてはいかがでしょう。

ちなみにバンダルでお食事をされる際にもち米を召し上がりたい方は、事前にその旨ご連絡ください。通常取り扱いしていませんのと、お米は何時間か水につけてから蒸すため、ご来店予定の前日までにその旨お伝えください。

ソムタム(中央スタイル)の作り方は

次。
明日タイに帰ったら何を食べたいかと聞かれたら

沢蟹入り青パパイヤサラダ
チキン網焼き(グリルチキンorガイヤーン)
もち米
なまず姿焼き
竹の子のサラダ
豚肉のハーブサラダ
豚トロ焼

ぜーんぶ東北タイ料理でした。

父親の仕事の関係で小さい頃から東北タイに馴染みがありました。タイの経済の底時からを支えているのはこの地方の出身者でしょう。

農業中心で、日照り、旱魃の他にやせ細った土地、それを補おうとして焼畑で山の木が減り、ただでさえ貯水池が少なかっただけにとても貧しい地域になってしまいました。バンコクや世界で過酷な労働に耐えている出身者の多くがこの地方の出稼ぎ労働者です。
国王御自らこの地域に出向き、貯水池の建設や新しい品種の作物の研究や開発などのプロジェクトも多く推進されています。

東北タイ=田舎、貧しい、農民、出稼ぎ労働者

なーんだか寂しいタイトルばかりつけられてきました。

そんな人たちの活力の源はやはりもち米と辛い料理。

東北、北地方の主食はもち米で、手で握りながら食べます。おかず類はスプーンで食べます。

そして辛い料理。国境を接しているラオスとあまり変わらない料理が多い中、代表するのは青パパイヤサラダ。パパイヤが熟れる前の青い状態でつくるサラダでタイ全土でも食べられます。
タイ語は「ソムタム」ラオス語は「タムタフン」ミャンマー語は「デンモーディド」作り方の基本はどの国も一緒。

東北タイ料理の特長でもある辛さは、この地方特有の暑さの中で農作業などをする人たちにとって必要な要素なのではないかと思います。メリハリ効かせないと体が耐えられないのかも。

タイ料理の構成で大切なのは辛さ、酸っぱさ、しょっぱさ、甘さの4大要素とよく言われますが、こと東北料理の場合、料理の甘さはあまりつかわれない事が多いです。3つだけ。シンプルですが作ると意外と深いです。

あと、生野菜もよく食べます。

このびんぼーくさいの象徴に引き出されてしまっていた東北タイ料理ですが、近年ではオシャレ、スタイリッシュに姿を変えて、クーラーの効いたお店でバンコクっ子達でもわいわい食べれるお店も出来てきました。自分はそういうところより昔ながらのスタイルでじゅーぶん、というかそっちの方が断然美味しいです。

さて、東北タイ料理の特長でしたが、全国的にも食べられるという青パパイヤサラダ。油を使わないのでヘルシーでダイエット食としても人気。日本、海外や外国人向けレストラン、ホテルのレストランで出されるのはオーソドックスの中央地方の味付け。バンダルもそう。

唐辛子、ニンニク、干しえび、ピーナッツ、ナムプラー、ライム汁にパームシュガーを入れる甘みもある味。

作り方は

次号へ。

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